makotan _at_ gmail dot com

実は昨日Azumi Development Processっていうのを電車の中で考えていたんです。如何に最短でソフトウェアを開発するのかって事を一生懸命考えてAzumiからちょっと離れて上流工程へ頭を巡らせました。RFPとか営業とかが頭の中に出てきた途端、妙な違和感があったんです。
RFPなんてほとんどのユーザ企業では書けないんじゃない?って事は超曖昧な「こんなの」っていうのから営業が適当にとってくるの?って
最近某所のビジネス記事とかよく見ているんですけど、営業がとってきたものを実現するのに苦悩する現場って構図が書いてたりするんですよね。もしかしてソフトウェア開発もそろそろそういう時期に入っていくのかなぁと
AzumiDevelopmentProcessではAzumiの特性的にできないことが意外と多いんです(だから低コスト化できるはずなんですけどね)要件定義をする人がどうのこうのって言うんじゃなくて、実はその前段階からやり方を変えていく必要があるのかなぁ〜って思った電車の中でしたとさ
追記・・・どうしてそんな上流部分が問題なのか・・・
C/Sのシステムを作ってた人がWebのシステムを作ることになりました。そうすると、C/Sのシステムと同等の操作性などを求めて設計をすると思うんです(現に今がそうだし)で、それが実現できるかどうかにかかわらず開発者に対してその操作性の実現を要求する(その結果W3Cは無視ですか?っていうHTMLコードが量産される)事になると思うんです。RIAが最近目立ち始めたのは操作性の低いブラウザよりFlash等を使った方が操作性が向上して、かつ開発する方もそれが楽だからだと思うんです。
AzumiではC/Sのシステムと同等の操作性などを求めるなんてできないし、それをするんなら素直にVBでプログラムを書いた方が良いってなってしまう(笑)下手をするとHTML並の操作性しか実現できないんです。(代わりにVBでもHTMLでもFlashでも手に入れることのできない特性をゲットできるわけですが)それを設計者も営業もC/S程度は実現できるんだ!っておもってお客さんのところに行くんじゃないかなぁと・・・そうなるとAzumiなんて使われなくなるなぁ〜みたいな(笑)
羽生さんがわざわざコメント書いてるのでさらに追記(笑)
「ソフトウェアの一品ものの低価格化」が最終目標です。(Azumiでは実現できないだろうけど)