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オプソ化

年末なので今年感じたことを・・・
去年の真ん中あたりからぶりのオプソ化の話が出て、去年の終わりに決まって、今年の初めにオプソとして公開開始してその後CodeGenのオプソ化とかやってみた人の感想として・・・あくまで個人的な意見で某S社の方向とは無関係
ぶりのオプソ化の話しが時々出てたのが去年。なんで半年以上もかかってオプソになったのかって言うと・・・メインの開発者がまったく乗り気じゃなかったから(笑)
開発者が乗り気じゃなかったって言うところで言うと、CodeGenも同じかなぁ〜
個人的にオプソ化になんにもメリットを感じてない(具体的には多分この後書くはず)からなんだけど、オプソ化してオプソ化のメリットも判った(これもこの後書くはず)。その上でおっきな企業が作ったライブラリをオプソにするのとは違う意味で面白いなぁと思った。
って事で一つ一つ解説していくと
おっきな企業が作ったライブラリをオプソにするって言うと・・・JavaとかEclipseとかが典型例かなぁ〜と。これのメリットはオプソにすることでのデファクトを取りに行けるのがデカい気がする。オプソにすることで対抗馬自体の出現を止めることが出来る。ライセンス的に縛りさえ入れれば派生物の影響もコントロールできるしね。さらに自社が手を出さなくても多少の拡張はユーザがやってくれる。開発にかかるコストはおっきな企業だったら別の所でカバーできるだろうし
じゃあ個人的にオプソ化のメリットを感じてない理由は?
開発者自体が目立つ為のオプソ化ならそれはメリットが大きいと思うし、集客にも繋がるし仕事への繋ぎも出来ると思うけど、まこたんとしては目立つことはやりたくない(笑)っていうか近いところに目立ってる人が何人も居るから目立つことのメリット・デメリットを知ってて、いくつかのデメリットが嫌ってのが本音かな〜
開発者が目立つんでもなく、デファクトを狙うんでもないオプソ化のメリットって言うと、CodeGenみたいにいろんな人が参加して手を出さないのに何故か拡張されていくっていうことなんだけど、それで根本的な機能に対しての大規模な修正があるのかって言うとそうでもない。むしろ周辺ライブラリの拡充とか扱いやすさが向上するメリットが大きい。
でも、オプソ化したから便利になるような周辺ライブラリとかを拡張するコミッタが確実にアクティブに参加するかって言うとそうでもない。まぁ仕事とかそれ以外での繋がりが出来てそこから面白い展開が生まれればいいなぁ〜って程度の期待しかしなかったらそれでも良いんだけど・・・
そんなこんなで、色々なオプソ化に関われたこの数年のまとめとして書いてみたんだけど、最近まだいろんなライブラリを作っててそれをオプソ化するかどうかっていう事についてもちょっと考えてみた。
オプソ化でメリットがあるのは

  • デファクトになること
  • 開発者の増加
  • 開発者(とそれに関わる人)の知名度向上
  • それ以外の周辺での動き(別のオプソとのコラボとか、仕事に繋がるとか)

これくらいかなぁ〜と(ここに書いてないメリットは裏返すとデメリットにもなるって事)
これらの事を狙いに行かないならあんまりオプソ化する意味ないかなぁ〜と。そんな風に思った。とはいえ、個人的に半分趣味で短時間で作った様なライブラリはぶり関連に混ぜて色々とこっそりオプソ化してるけどね(笑)